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[USA/ロサンゼルス]祝! ブルーボトルコーヒー日本進出 vol.3 R.I.P ハンサムコーヒーロースターズ LA… Blue Bottle Coffee in DTLA

2015.04.22

祝ブルーボトルレポ3回目は、LAより。あぁ、、、ロゴが変わってしまった。。。今回は昨年起きた出来事、ハンサムコーヒーがブルーボトルになっちゃったの巻です。ハンサムコーヒーはYou are Beautifulで何度も登場してきたLAのサードウェーブを代表するロースタリーでした。

 

DTLAサードウェーブの先駆けと言われたハンサムコーヒーロースターズは、2012年にバリスタ世界チャンプのマイク、マネージメントのプロ、タイラー、焙煎職人のクリスの3人で創業し、地元住人に圧倒的人気を誇っていたのですが、ちょうど一年前にブルーボトルコーヒーのものになりました。ま、美味しいコーヒーには変わりないんだからどっちでもいいじゃん!て言えばそうなのですが、LAオリジナルだったコーヒーショップが、ベイエリアのブランドに変わっちゃったんです。

 

なにが淋しいって、、、こだわりの超カッコいいロースターが、たった2年で終わっちゃったことです。。。。。

白いマルゾッコも、開放的なカウンターも何も変わっていないから、青いボトルのマークさえなければハンサムコーヒーにいる気分。ただ、メニューにコーヒーとエスプレッソしかなかったり、コーヒーと焙煎の専門店に徹していたからフードはご近所コラボだったり、ハンサムコーヒーの美学は「ミニマリズム」だったんですね。それが消えてしまって、ベイエリアでもNYでも東京でも同じカップで同じドリンクが飲める見慣れた光景のひとつになってしまった。それって、、、、、LAサードウェーブの破滅と言っても過言ではないんです。

 

ううう、、、

ブルーボトルの店で売ってるUSDAオーガニックのニューオーリンズアイスコーヒーのパックはその現実を突きつけられます。

やっぱり、より大きなコーポレートにならないと厳しいのか。。。こだわりには限界があるのかな。なにもないエリアに突然ロースターをあけて、オープン前には、無料でご近所にコーヒー配ったり、どんどん地域の小ビジネスを巻き込んでイベントしたり、周りにたくさんのカフェ、レストラン、ジムを増やしたり、まるでひとつの町を作っていく過程をみせてもらったようで、ハンサムのしてることは本当に楽しかったです。。。ありがとうハンサムコーヒー!!すでに幻になってしまいました。

すぐそばにスタンプタウンも出来たし、ヴァーヴも来たし、あっという間にLAコーヒーマップは塗り替えられました。これからいくつ増えていくつ消えるのか。

そして、ひとつが大きくなると、そこにカウンターカルチャーが生まれるのが文化というもので、、、すでに数十年前のアンチスタバのように、アンチブルーボトルの動きも見え始めています。

でも、近所のこのビルはまだ健在だったから、ちょっとホッとした。

ところで、創業者の3人のうちマイクは、ブルーボトルに就職したけど、タイラーとクリスはハンサムを去ってからそれぞれの道を歩み始めています。2人の近況もゆっくりアップデートしていきますね。

ブルーボトルコーヒー ロサンゼルス アートディストリクト

ウェブサイト→https://bluebottlecoffee.com/cafes/arts-district

住所 582 Mateo St., Los Angeles, CA 90013

営業時間 7am-6pm

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