• Retty
  • homeHOME /
  • JAPAN /
  • 食はアートであることをココロから感じる贅沢イタリアン! リストランテ クロディーノ 神楽坂店 ristorante KURODINO kagurazaka 

食はアートであることをココロから感じる贅沢イタリアン! リストランテ クロディーノ 神楽坂店 ristorante KURODINO kagurazaka 

昨年10月、 神楽坂に2号店をオープンしたイタリアン「ristorante KURODINO / リストランテ クロディーノ」。単に食を楽しむというより、まるでアート体験をしたような気分になりました。よくよく考えたら、先日観た体験型アートの数々は、究極の食を体験することに近いのかもしれません。写真は魚料理のプレートで、2月が旬のさわらを紫キャベツのだしやクリームと合わせたもの。深い鮮やかなパープルと、葉やソースの透明感に、寒さの中で春を待つ「今」を感じました。

 

銀座の1号店はピンキオーリ系のシェフの人気店ですが、神楽坂は、1号店とはまた違った雰囲気。季節を感じられる旬の料理でシンプルな美味しさを追求し、新たなスタッフが作り上げています。銀座と共通しているのはワインの豊富さ。10ヵ国以上のワインが500種類以上、1500本揃っています。壁にはアート展示も。

 

あまりの美味しさに食べてから写真撮り忘れたことに気付いたので、コースの全てではないのですが、美しいプレートをいくつかお伝えします。私のつたない写真ですが少しでも伝わることを願って。

旬の野菜のバーニャカウダ。 カリフラワー、ブロッコリー、アンチョビガーリックのバーニャソースは、ひとつでも、混ぜても野菜と相性抜群。それから、パンにつけるオリーブオイルが感動するくらい美味しかった。イタリアのROLENZOでNo.5。オリーブの種類ごとに1、3、5とあり、5は一番苦味の少ないタイプだとか、この青さのあるオリーブオイルってなかなかないんですよねぇ。嬉しかった〜。

見た目で一度目を奪われ、その後口に入れて再びビックリするのがこちら。

ラヴィオリです。ゴルゴンゾーラチーズが口の中でBomb!!!爆発します。この食感は是非食べていただいて、体験することをおすすめいたします。ちなみにプレートを彩っているのはクルミのナッツ。キャンバスに絵が描かれているみたい。

 

雲丹とニンジンのパスタ。雲丹とニンジンて合いますね。というか、雲丹に負けないニンジンを使っているのですねぇ。雲丹のムースと、ニンジンのジュースがまた合いますねぇ。麺はデンテ!とても噛み応えがあります。味もさることながら、このシェフの料理は、色使いが素晴らしいです。繊細な中にも若いエネルギーを感じるっていうか、旬ですねぇ。

 

絶品続きですが、さらにもうひとパンチきたのが、

鴨!!!このあたりでもう美味しいワインをいただきすぎて、いい気分になってしまっていたので記憶が曖昧なのですが、付け合わせのオニオンフライの舌でしゅわしゅわっと消えてしまった軽い感じと、ブラックペッパーの存在感と、友人の「ここでフォアグラを使わないのがニクいね」と言っていた言葉と、バローロが最高にこの鴨とマッチしていたのと、とにかく新しかったのを憶えています。

 

 

デザートはサクランボで。葉の塩みがまた良いです。真ん中のクルクルは飴で出来ています。この頃には、イタリア料理だということをすっかり忘れていました。

 

マカロンが素晴らしかったので、こちらも載せておきます。生地の部分が薄めでクリームとの一体感があって好きです。バレンタインに特別に売ってないのかしら。

 

本日の素晴らしい料理の数々は、神楽坂KURODINOの前田拓也シェフ作。31歳という若さでこの完成度に脱帽です。15歳で料理の世界に入り、25歳の時にイタリアのミシュランレストランにも渡り修行しました。最近まで、銀座のミシュラン1つ星「ブルガリ イル・リストランテ」の三番手として活躍されていたそうです。日常生活でどれだけアートに触れた毎日を送っているのか伺ったら、お笑い番組が好きだそうですよ。でも、たまに料理の神が降りてくるっておっしゃっていました。

 

 

個室もあります。パーティーや大切な記念日に最高の空間です。神楽坂KURODINOは料理だけでなく、おもてなしも最高でした。マネージャーの出久根洋二さんの腕とココロですねぇ。素晴らしい時間をありがとうございました。あまりに感動したので、後ほどミシュランにメールしたいと思います。

 

ristrante KURODINO

お店のウェブサイト→http://kurodino.com/kagurazaka.html

住所   東京都新宿区神楽坂5-1-2 神楽坂TNヒルズ3F

営業時間 LUNCH 11:30~15:30 (LO.14:00)
DINNER 18:00~23:30 (LO.21:30)

定休日  水曜日、第1・第3火曜日

電話   03-6280-7093

 

JAPAN BACK NUMBER

NEW ARTICLE

Page TopPage Top