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[USA/シアトル]スタバがサードウェーブに参戦!? スタバの進化形がシアトルにありました。 Starbucks Roastery & Tasting Room in Seattle

2015.03.14

店舗の天井全体に広がるチューブの中をコーヒー豆が移動している、まるで工場のような風景。実はこれ、スタバの店内なんです。40年以上の歴史を持ち、世界60カ国に合計21000店舗を構えるスターバックス。サードウェーブに押され気味の昨今「コーヒーの王様は我々だ!」といわんばかりのとてつもない施設を昨年末シアトルにオープンしました。過渡期を迎えたスタバが次に目指す取り組みを見て来ました!

 

かなり広い店内。「スターバックスロースタリー&テイスティングルーム」は、スペシャル焙煎豆を扱う専門店で、1種類以外はすべてシングルオリジン、ここで焙煎しています。全スタバ共通の通常メニューが楽しめるカウンターと、サンプルを飲めるカウンター、自分に合う豆を選んで購入出来るカウンター、コーヒークラスを毎日開催しているカウンターなどがあって、それぞれのステーションが役割を持っています。広い店内をぐるぐる回っていると、昔映画で観たチョコレート工場に迷いこんだ気分に。

 

下の階まで吹き抜けなので、上から稼働中のプロバットG120を覗けます。テンション上がるわぁ。。。

スターバックスの少量生産のスペシャル豆「Starbucks Reserve」はここでローストして海外へ輸出しています。

このロースターの脇にあるカウンターバーでコーヒーのテイスティングができました。

サイフォンで抽出方法したコーヒー、エスプレッソの2種類のフライトがあります。せっかくのスタバなので、エスプレッソを試してみる事に。

 

左から土っぽいアロマのあとチョコレート風味が残る「スラヴェジ パンゴパンゴSULAWESI PANGO PANGO」強烈な酸味のあとにトーストした黒クルミと砂糖の風味がくる「ペルー アマゾナス PERU AMAZONAS」甘いハーブとミルクチョコレート風味でシルキーな喉越しの「ウェストジャバ プレアンジャーWEST JAVA PREANGER」。

 

メモを取りながら、熱心にバリスタのレクチャーに聞き入る若者達が絶えません。日本もアメリカも、最近の20代の若者になりたい職業のアンケートとったら、バリスタはかなり上位にくるんじゃないかなって思うんですよね。

 

メインのバーの前には、カスクから豆がチューブを通して送られてきます。コーヒーをエンターテイメントとして楽しむ感じ。このバーはアメリカで採れたチークと大理石を使って職人が手作りしたそう。

 

このミニプロバットはテイスティングバーに置いてありました。隣りはコーヒーの書物を200冊揃えたライブラリーになっています。 ちなみにレストラン&バーも併設していました。

 

間違いなくシアトルのアイコンになっていく場所。建物も素敵でした。リサーブと言えど、やはり全体に焙煎が深いなぁと思ったけど、実際スタバに何十年も慣れた客は、豆が新鮮になれば、スタバのコーヒーをもっと美味しく感じる人が増えるだろうし、全体に浅煎りより深煎りのほうにややシフトしていくかもしれないなぁ、、、。コーヒーについて、あれこれ思いを巡らす旅になりました。

 

Starbucks Reserve Roastery & Tasting Room

スターバックスロースタリー&テイスティングルーム

ウェブサイト→http://roastery.starbucks.com/

1124 Pike St, Seattle, WA, 98101

営業時間 7時から19時 無休

 

 

 

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