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ローフードにグルテンフリーがさらに定着。フリーズドライにケトルアップルなる加熱フルーツも登場 Natural Products Expo West 2015 vol.2

2015.03.08

フードショーで働いている人達、やたらとパワフルで元気なのが清々しいです。ナチュラルプロダクツエキスポレポ2回目は、気になるローフードやフルーツ加工品をはじめ、定着した認証マークをご紹介します。

 

Go natural とかGO organicとか、GOをつけて「〜で行こう!」という言葉が必ず使われますが、今回は「GO RAW」(ローフードで行こう!)が着々と大きくなっていました。ローフードとは、簡単に言うと、「加熱しない料理」のこと(実際は摂氏48度以下なら加熱してもローフードと言えます)で、高温で加熱しないことで、本来食材が持っている酵素やビタミンなどをそのままカラダに摂取出来るという解釈です。

 

ローフードは、ヴィーガンやヴェジタリアンとも違うので、生肉を食べるっていう人もいるようですが、基本的には、野菜、ナッツ、果物類などをロー(生)で摂取します。

で、今回びっくりしたローフードがこちら。

なんだかわかりますか?これ、、、、スイカの種です。

スイカの種って、塩ふってスイカの実と一緒に食べて口から吐いて捨てるものではなく、いつの間にか買って食べる時代になったのですね。

、、、、アーモンドスライスのように香ばしいのかなと思ったけど、ローだし、、、味はほとんどなくて、、、キレイに洗って乾燥した無味の種を食べてる感じ。これって栄養あるの???不思議です。

 

もう1つ、ローと反対に、一度加熱したリンゴをフォークで食べるスナックもありました。

ビッグスマイルというメーカー。16種類のフレーバーがあり、リンゴにオレンジジンジャー、レモンベリーなどのユニークな味がついているのもあります。

 

で、このような加工品に必ずついている認証マークが、「グルテンフリー」と「NON-GMO(ノンジーエムオー)」。グルテンフリーは、5年前くらいに出始めたころはどれもマズくてマズくて、すぐ消えてしまうだろうと思ったら、かなり定着しました。

グルテンフリーとは、小麦や、大麦などに含まれるタンパク質のことで、「フリー」とは「それがない」という意味なので、「グルテンが含まれていません」という意味の認証マークです。GMOとは、Genetically Modified Organism(遺伝子組み換え生命体)のことで、NON-GMOとは、遺伝子組み換え食品ではありません、というマーク。「そんなのなかなかないでしょう」と思うかもしれないですが、遺伝子組み換えってけっこうあるんですよね。害虫や自然の気候に強い作物を作ろうと、遺伝子組み換えした種を使って育った作物って世の中に溢れているんです。その遺伝子組み換えが人体にどのような影響を及ぼすかはつねに物議を醸しているので、また、改めてGMOは取り上げたいと思います。とにかく、NON-GMOマークはアメリカのあちこちで見る事ができます。

 

食の安全をこんなディスプレイで表現してるレタスカンパニーも。

NON-GMOプロジェクトのウェブサイト→http://www.nongmoproject.org/

 

こちらは、ローでもなく、加熱でもなく、ドライでもなく、フリーズドライのフルーツ。パッケージの下には、必ずオーガニックや遺伝子組み換えでないという証明の認証マークが。

トレジョー(アメリカのナチュラル&オーガニック系の人気スーパーチェーン「トレーダージョーズ」)でよく買って食べてましたけど、こちらはすべてUSDAオーガニック。個人的にフリーズドライのフルーツって大好きなんです。かりかりしてて美味しくないですか?とくに、マンゴとかパイナップルとか。日本ではあまり見ませんが、このフリーズドライは気軽に食べられるスナックとして、もっともっと定着していきそうな予感。

 

ちなみに、トレードショーでたくさん配布しているエコバッグですが、今年のエコバッグは、オーガニック、ナチュラル系のキーワードをデザイン化したような、いわゆる”ルルレモン系”エコバッグがとても多かったです。次のレポ3回目は、ココナッツウォーターブームの行方をレポします!

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