日本の学問の最高峰で満喫する一流のおもてなし。隈研吾 x 割烹くろぎ x 猿田彦珈琲の最強コラボカフェ 廚菓子くろぎ Kuriya kashi kurogi
一流の建築家がつくった空間で、一流の料理人の出す和菓子を、一流職人が焙煎して淹れたコーヒーと共にいただく。どこまでも贅沢な時間が過ごせる場所が、一流の学問を学ぶあの大学の敷地内にあります。
東大春日門のすぐにある「ダイワユビキタス学術研究館」。拝見する度、隈研吾さんの建築には魅了されます。この建物は、デザインと設備を大学院教授の隈氏が担当し、ダイワハウスが寄贈したもので、昨年5月に完成しました。そして、ここの1階にあるのが、湯島にあるミシュラン1ッ星、高級割烹料理「くろぎ」で出される甘味がいただけるカフェ「廚菓子くろぎ」です。
わらび餅や葛きりが名物のお店。あんころ餅やアイスクリームもあります。注文を受けてから作るので、つねに料理人の姿が見えます。
和菓子と言えば、お茶ですが、ここではコーヒーでいただきます。コーヒーにこだわってるところもさすが。そして、くろぎさんのコーヒー豆を特注で作っているのが、かの猿田彦珈琲。
「絹くずし」は、猿田彦珈琲がくろぎさんのためだけに作ったブレンドで、濃口、薄口とあり、ローストも違います。また、特撰珈琲豆という超高級豆もあり、本日の特撰は、シングルオリジンの2013年COE第3位のJR農園の豆でした。こちら2160円!
葛きりと薄口珈琲のセットをいただきました。
松花堂弁当かと思いました。これ、葛きりボックス。1950円コーヒー付き。
きな粉と黒蜜につけていただく葛きり、きしめん風。喉越しはとてもいいですが、さらっとしてそうで、けっこうもちもちしています。きな粉がシャキシャキ、カクカク、サラサラしています。すごく表現がヘンですが、とても良いです。黒蜜の中に浮かぶピンクの花びらの塩気まで計算されてます。
コーヒーは、金属かペーパーフィルターか、エスプレッソか抽出方法を選べます。朝9時から11時までは、モーニングコーヒーが一杯500円でいただけるそうです。普段は一杯860円です。ちなみにグラスシャンパンは2500円です。
薄口の酸味が葛きりととっても合いました。器も素敵。ピンクのバラがついていたのは、バレンタインスペシャル??
食べ終わるころに、魔法の壷がテーブルにやってきます。この中には金平糖が入っているんです。ちなみに、おもてなしも素晴らしいカフェ。価格って、全てが含まれていますよね。お高いけどこの価格は納得。また必ず行きますねぇ。
落雁と金平糖。干菓子ってコーヒーに凄く合うと思いませんか?干菓子を舌で溶かしながらコーヒー飲むの、最高に好きです。
通るチャンスもそうないので、素敵なカフェに行った記念に赤門くぐらせていただきました。
廚菓子くろぎ
お店のウェブサイト→http://www.wagashi-kurogi.co.jp/
住所 東京都文京区本郷7-3-1
国立大学法人 東京大学 本郷キャンパス春日門側
ダイワユビキタス学術研究館1階
営業時間 午前9時から午後7時(ラストオーダー18時半) 不定休
電話 03-5802-5577
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