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いいエネルギーと風を感じる美術館@金沢21世紀美術館  my kanazawa vol.3

2014.04.02

友人が、「風通しの良さを感じる」と言ってたのがとても印象的で、私にとってこの21世紀美術館は「風」というイメージがありました。そして、行って実際に空間を味わったら、もっともっと素晴らしい美術館だったことを実感。世界に誇るブラボーミュージアムです。ここ、ここ!ガイドブックで見るたびに、空間に行ってみたかったマイケル•リンの2004年製作の作品。加賀友禅をイメージするあでやかなデザインに気持ちが高ぶります。

 

この美術館、丸いんです。そしてそのまるーい美術館のまわりをお庭が囲んで、そのまるーい美術館の中も無料でぐるっと歩けます。写真左で男の子が大声で話していた銀のチューバは、糸電話のように、他のチューバと繋がっています。お庭に全部で12個あって、そのどこかと繋がっている。楽しいですね〜。そばに置かれているチェアが、まるでピストンのようですね。

 

 

そして一番観たかったのが、このスイミングプール!レアルンドロ・エルリッヒ2004年製作の作品。かの有名な、上からみると普通のプール、でも下に人がいる!!ってやつ。まるで下に服を着たまま人が沈んでいるような錯覚を覚え、さらに下の人と会話ができるという不思議なプールです。

 

 

では、下の人と会話を、、、と思ったら、、、誰もいない!ちょうどこの日は、展示会作品入れ替えで下に入れませんでした。なので、ただのプール!残念!!!

 

 

もう一度、マイケル•リンの作品に戻って、ロッキングチェアに座ってゆったりと過ぎる時間を贅沢に感じてみることにしました。

 

ちなみに、この椅子に座って見える風景はこれ。「雲を測る男」と「緑の橋」です。今日の雲のサイズはいかほどだったのでしょうか?

 

 

うさぎの耳のようなチェアが連なって、外に見えるお庭の自然と繋がっているようです。寄りかかるとイームズチェアのようにプライウッドが背骨と共にカーブする座り心地の良さです。あ、ちなみに、今日載せているところは、すべて無料エリア。チケットなくても歩けます。

 

 

このエレベーターも印象的でした。椅子をみてミッドセンチュリーかと思いきや、こちらは近未来。まるで未来のタイムカプセルに乗ってるような油圧式エレベーター。

 

このベンチで読書してたら、あっという間に一日過ぎそうです。

 

そんな心もまるーくなれる日本を代表する21世紀美術館。ここは必ず足を運びたいところ。建築デザインはSANAAという妹島和世さんと西島立衛さん二人の建築ユニット。NYのニューミュージアムなども手掛けた日本の宝です。今のところ、日本で一番好きなミュージアムですね。やっぱ地方熱いわ。劇場もどんどんこういうの、できてほしいです!

 

金沢21世紀美術館のウェブサイト→https://www.kanazawa21.jp/

〒920-0962 石川県金沢市広坂1−2−1

076-220-2800

展覧会ゾーン:10:00~18:00(金・土曜は20:00まで)
交流ゾーン:9:00~22:00
展覧会ゾーン:月曜日(祝休日の場合は翌平日)、年末年始
交流ゾーン:年末年始 *各施設の休室日は展覧会ゾーンに準ずる。

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