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アルチザンマーケットのモデル的存在 サンフランシスコ編vol.6 SF Ferry Building Marketplace

2012.11.17

LAに続々出現するアルチザンマートのモデルとなったと言われているサンフランシスコの「Ferry Building Marketplace / フェリービルディングマーケットプレイス」。ここにはオーガニック・ナチュラルフードやコスメから、アルチザン食材まで、今をときめく魅力的なショップが並んでいます。歩くだけでわくわくしてしまう、フェリービルディングです!

1898年にオープンした歴史あるフェリービルディング。ピーク時はフェリーで通勤する人が5万人もいたのですが、高速道路やゴールデンゲートブリッジの完成で次第に低迷。70年代から35年間、放置されていました。それを4年の歳月をかけて改築し、2003年に地元農家や職人さんの作ったものを販売するマーケットとして生まれ変わりました。それが大成功!現在は地元住人や旅行者で賑わう名所のひとつになっています。オーガニック八百屋さんにはジュースバーがあり、ホリスティックコスメショップ、はちみつショップ、お茶、バーガー、フローズンヨーグルト、、、、なんでもあります。

ユニークさで異彩を放つ、モントレーベイのマッシュルームファームのショップ「 Far West Fungi/ ファーウェストファンギ」。きのこ屋さんです。自分でマッシュルームを育てるキットも販売しています。マッシュルームは健康によいとされていて、アメリカのファーマーズマーケットには必ず出店しています。ウェブサイトにチャート表「ファンギペディア」があり、どのマッシュルームがそれぞれ体の症状に効果的か表になっています。例をあげると、乳がんの人はしいたけ、抗がん治療中の人はまいたけ、しいたけ、乾燥肌の人はシャンテレールキノコ、ハニーマッシュルームなどなど。

こちらはペタルマの農家から登場のアルチザンチーズショップ「カウガールクレーマリー/ Cowgirl Creamery」が大人気。おばあちゃん二人がつくったチーズメーカー。サンドイッチなどの軽食が食べられるカウンターバーと調理室を併設しています。

チーズのエキスパートたちが欲しいチーズの相談になんでも応じてくれます。再び登場の安井ディレクターくんはチーズに目がありません。アルコール一滴も飲めない彼ですが、飲んべえが好む食材が大好物。

ローカルのアルチザンチョコレートショップ、「Scharffen Berger/シャーヘン・バーガー」。 名前からすっかりドイツチョコかと思っていたら、1997年にサンフランシスコで生まれたチョコでした。ここのチョコの大ファンです。ちょっと濃いめのミルクチョコが好みなので、ここのニブ入りミルクチョコがビンゴです。

アルチザンコーヒーとして大成功したブルーボトルコーヒー!いつ来ても長蛇の列。でも実は、ここ裏にもカウンターがあり、ひっそりしているので気付かないのですが、そこからもオーダーできるのです。

なので裏からひっそりオーダー。ここに来るたび飲みたくなるニューオーリンズスタイルのアイスコーヒーです。オーガニックミルクを使用しています。

フェリービルディングだけあって、自転車でちょろっとコーヒーを買っていくこともできます。最近のアルチザンマートは、ショップとショップ間にも、屋外と屋内の間にもボーダーレスを感じます。

夜になって一番賑わっていたのはワインバー併設のワインショップ。満席でした。シチュエーション的にはフェリーの駅構内の酒屋で飲んでるっていう演歌的、ガード下的場面も想像できそうですが、実際はこんなにおしゃれで明るいです。フィッシャーマンズワーフはもはや今は昔。サンフランのベイエリアの注目度はフェリービルディング周辺に移動中です。週3回、ビルの外ではファーマーズマーケットも開催しています。

Ferry Building Marketplace
One Ferry Building
San Francisco, California 94111
(415) 983-8030

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