美味しいもの、気になった傾向、ナチュラルエキスポウェスト2016総まとめ。Natural Products Expo West in Anaheim 2016 vol.4

2016年のエキスポウエストひとことで表すと、「オーガニックの大衆化」が目立った年。理念から人間の健康までオーガニックに本気でこだわってるメーカー、味を追求してるメーカー、良いイメージを利用してビジネス拡大してるメーカーなどが交錯しあって、アメリカのオーガニックマーケットは今、カオスな時代に突入です。これからは消費者が、もうひとつ賢くなって、本当に良い物、美味しいものがどれなのか、信じていいのは誰なのか、見極めなければならない時代です。最後のレポは、とーっても美味しかったものや、気になったものなどなどを。

 

ダントツ美味しくて感動したビーガンチーズやヴィーガンバター、クリームを作ってるメーカー「MIYOKO’S KITCHEN/ミヨコズキッチン」。私の大好きな料理人ママの名前と同じ「ミヨコ」なので、日系人なのかもしれないですが、卵もミルクも使っていないなんて。。。。本当にビーガン??と思ってしまうほど、とにかく美味しいんです。下手したら、普通のチーズやバターより、クリーミーだし、滑らかだし、リッチです。センスなのか、研究の回数なのか、、、何かが違うんです。ヴィーガンピザなんかも、全て美味しい!!

 

気になっていろいろ記事を読んでみたら、創業者のMiyoko SchinnerさんはもともとTVホストや本の執筆などをしていてメディアに精通した女性だったようで、ツイッターの共同創業者 エヴァン・ウィリアムスなんかも投資家のひとりに名を連ねているみたいです。シリコンバレーの起業家って、わりとヴィーガン、ヴェジタリアンなどの菜食主義者がいそうです。味もいいけど、やっぱりビジネスとしての目の付け所もすごい。成功の方程式を見た気がします。

 

プロバイオティックとか、腸内フローラブームは、日本だけでなくアメリカも同じ。今回、とにかく多かったのが、ヨーグルト商品です。その中でもやっぱり美味しいのが、CHOBANIと、私の大好きなNOOSA!

CHOBANIはヨーグルトをつかったフルーツ&グラノーラのほかに、Hammusも作っていました。

そして今回面白かったのが、フレーバーです。

マンゴー&シラチャ味。シラチャとは、アメリカのレストランに必ずあるチリソース。辛いです。それがヨーグルトのフレーバーにあることにビックリでした。食べてみたら、のどの奥まで辛い!!あり得ない!と思っていたら、なんとNOOSAでもシラチャ味を販売を開始したとのこと。試食して感想を求められましたが、ただただ困ってしまいました。美味しいとは、、、言えなかった。。。

まるでキャラメルポップコーンが初めて登場したときのように、しょっぱいはずが甘いとか、甘いはずが辛いとか、、、全体的に、想像できない意外性のある味がけっこう増えてきました。そういえばポテトチップスのメープルシロップ味も見かけました。

 

あのサードウェーブ開始から20年、ブームもすっかり落ち着いたコーヒーはどうなっているかというと。。。。

今回は、シカゴのインテリジェンシアとブルーボトルがブースを出してました。カウンターカルチャーは去年出てたけど、今年はいなかった。。。インテリジェンシアも相変わらず美味しいですねぇ。ただ、一時は誰もが「シングルオリジン」を叫んでいましたが、最近はブレンドのほうが増えた気がします。セカンドとサードもごちゃまぜになってきましたよね。

 

ブルーボトルコーヒーは、ニューオーリンズアイスコーヒーのパックを販売。私が写真撮ろうとしたら、「ちょっと待って。こうしたほうがキレイに撮れるよ!」と背景に板を設置してくれました。そうそう、アメリカのフードショーは写真撮影大歓迎。「SNSにガンガン載せてね!」っていう方向で、投稿してタグ付けしてほしいインスタやツイッターのアドレスを教えてくれます。すべてがいいPRだと思っている傾向がありますね。日本のフードショーとの大きな違いです。

サードウェーブブームの余韻か、コーヒー商品はとっても増えました。

コーヒーの果実をサプリにしたものも登場。コーヒー果実サプリメント。

 

それから私が大好きで、アメリカ来る度、毎日食べまくるアップルチップスも発見!

いろいろ食べたけど、このBAREのアップルチップが一番美味しいです。 パッケージも一新され、バナナも登場しました。アメリカと同じ価格で、誰か日本で販売してください。

エナジーバーは数えきれないほど、見きれないほどありますが、美味しいなぁと思ったのはコレ。

Amy’sのクリスピーバーです。オーガニックでグルテンフリー。クリスピー感がたまらなく良いです。

 

まだまだオススメは書き足りないのですが、お仕事で内緒にしなくてはならないこともあり、この辺でおしまいです。

ずーっと食品ブースの壁でペイントしてたアーティスト。このエキスポは、朝ヨガしたり、ライブがあったり、絵を描いてる人がいたり、賑わってるけどとにかくメローなんです。そういうのも含めて、アメリカの文化を体現したような3日間。でも、いろんな意味でオーガニック&ナチュラル市場は今年がピークな気がしました。ネガティブキャンペーンや、○○フリー食品が出尽くして、消費者が本当の味や効果をもう一度求め始めていることを感じた今回。来年か再来年は、そろそろ動物性食品がカウンターカルチャー的に再登場する気がしています。また来年を楽しみにしてまーす。