世界屈指!危険だった倉庫地区が、アート散策エリアに。マイアミの空の下でObeyのアート鑑賞。ウィンウッド・ウォールズ Wynwood Walls in Miami
いつか間近で観てみたかったマイアミにあるObeyの壁画にとうとう出逢う事ができました。すべてがダイナミックで伝える力の強い彼の作品は、マイアミの空くらいスケールの下がちょうどいいです。マイアミ・ダウンタウン隣のエリアに位置する倉庫地区、ウィンウッド・ウォールズ/Wynwood Wallsに行ってきました!
ここは、アメリカ国内外のアーティスト作品を展示しているアートxカフェ&レストランの複合施設。2009年にスタートしました。もともと倉庫街だったため、真っ白な巨大な壁を持つ倉庫が立ち並んでいたエリアの特徴に目をつけたお金持ちのおじさんが、美術商で元MOCA(ロサンゼルス美術館)のディレクターJeffrey Deitchと一緒に作りました。今では、世界の才能あるアーティストを気軽に楽しめる場所として世界中からビジターが訪れます。
倉庫の壁を大きなキャンヴァスにして描かれたアートは、迫力があります。マイアミの果てしなく続く空の下だと、なおさら。
入口を入ると、真っ正面にそびえ立つ大きな壁画アートはシェパード・フェアリー!!
アメリカのどの街でも、見つける度に車を泊めて眺めてしまいます。
このWynwood Wallsの中には、カフェもあり、アートに囲まれてのんびりできます。カフェの壁には小さいサイズの作品が所狭しと多数展示されていました。
Wynwood Wallsの裏には、Wynwood Doorと言われる公園があります。2010年に空き地を公園に変えてそこにもアートを置きました。オブジェから壁画まで大小さまざまなアートを楽しめます。子供達がアートの中を走り回っています。
こちらにも、 いろいろ心に響く作品がありました。
大きさはリアルじゃないけど、3Dかと思うほど飛び出してきそうな手と手。
フランス人の女性アーティストVanessa Alice Bensimonの作品は、曲線の繊細さとエロティジズムが印象的。
次々にたくさん観たくて、ついつい大股で歩いてしまいます。奥に見えるのは、ヴァージニア州ヴァージニアビーチ生まれのライアン・マクギネス/ Ryan McGinnessの作品。黒の壁に黄色やオレンジ、赤、緑などの蛍光色を使って33体の女性を描いています。
こちらもインパクトありました。NY ブルックリン在住、東京出身の日本人女性アーティストAIKO。女の子の足の間から、見慣れたイラストが。。。
ペイントの中にフラワーがあるとなぜかホッとします。作家はフランス人グラフィックアーティスト・ファフィ(Fafinetts/ Fafi)。トイフィギアや、アディダスやMACとのコラボでストリートアートの概念をダイナミックに変え続けている女性アーティストの花をモチーフにした作品。
カフェの廊下にあった、換気用の扇風機でさえアートに見えてきました。壁と扇風機と木のベンチで森のようなイメージ??
日本にもこんな場所あったらいいなぁ。東京の下町の倉庫街あたり、どうでしょう??美術商とキュレーターと投資家さんでよろしくおねがいします。ちなみに、Wynwood Walls/ Doorsは入場無料です。
ウィンウッド・ウォールズ Wynwood Walls
公式サイト→http://thewynwoodwalls.com/
住所 2520 NW 2nd Avenue, Miami FL 33127
営業時間 月から土曜日 AM11:00~PM 11:00 日曜日 PM12:00~PM6:00
毎月第2土曜日はAM11:00~ midnight Wynwood Artwalk開催
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