みちひらきの神様 猿田彦神社へ vol.2 Sarutahiko Shrine in Ise City
前回のブログに続き、猿田彦の神様を。本殿の裏には、御神田があります。ここで5月5日には、特別な衣装を着て、毎年恒例の御田植えが行われるそうです。稲もすっかり刈られた後の12月でしたが、紅葉で美しく彩られた木々が田んぼを見守るように照らしていました。
御神田には、本殿の脇道を通って左に曲がると辿り着きます。ちなみに毎年5月5日の御田植えは、豊作を祈って早苗を植えるお祭り「御神田祭」で、三重県無形文化財に指定されているそうです。参拝の際は、奥の御神田も忘れずに。
同じ敷地内にある、もうひとつの神社「佐留女神社(さるめじんじゃ)」があります。猿田彦大神の奥さんの神社だとか。芸術の神としても知られています。
「天照大御神が天岩窟(あめのいわや)にこもられたときに神楽をされ、大御神が再び現れて平和な世を迎えられたと伝えられます。天孫降臨の際は猿田彦大神と最初にご対面、 大神が御啓行(みちひらき)の後は詔により、ともに五十鈴の川上の地に来られ、功により”媛女君”の称号を受けられました。
俳優(わざおぎ)、神楽、技芸、鎮魂の祖神と仰がれます。毎年八月十七日・十八日に斎行される例祭の日には、境内一杯の提灯に飾られて、ご崇敬の方々の様々な芸事が賑々しく奉納されます。(猿田彦神社ホームページより)」
おみくじ、またありました。
煌びやかなみちひらき大御輿も発見。新穀への感謝を込めて毎年奉祝巡行を行うそうです。 本殿と同じく、さだひこ造り。
交通安全のご祈祷は、こちらで車と共に行います。
そして、1799年に本居宣長が宇治土公家に宿泊した際、定津神主に贈ったコトバが書かれた石碑にも注目です。「神世より神の御末と つたへ来て名くはし 宇治乃土公わが勢 宣長(神代から 大神の末裔として 絶えることなく続く 名高き宇治土公家 私の大切な友よ)」筆跡、そのままなのかなぁ。だとしたら、本居宣長さんかなり達筆です。1799年ということは、かなりの晩年かぁ。感慨深いです。
ということで、とっても好きになった素敵神社、猿田彦神社への初参拝ブログvol.1&vol.2でした。
猿田彦神社
神社のウェブサイトはこちら→http://www.sarutahikojinja.or.jp/
三重県伊勢市宇治浦田2-1-10
0596-22-2554
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