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ホテルマン一筋40年の紳士が夢見た珈琲店で楽しむ、コーヒーの旨味! 山下珈琲 Cafe Brick in Kawagoe  

東京ステーションホテルに40年勤務したプロ中のプロ、元ホテルマンが脱サラして夢のコーヒーショップを3年半前にオープン。コーヒー一杯が繋げるマスターのおもてなしが地元住人に愛されています!

 

 

パナマ・エスメラルダ農園ではなかったものの、この日はゲイシャ初体験!東南アフリカ・マラウィ共和国のウォッシュドでした。不思議な酸味があるとの噂だったので、苦手かなぁと思ったのですが、これが美しい!「消えゆく酸味」に感動しました。途中からスーッと入り込んできた酸味がしばらく続いてフェードアウトするのです。まるで蝶々が飛んでどこかにすーっと消えていく感じの酸味。しかも、エスメラルダのゲイシャもたまに今月のコーヒーとして登場するらしい。まさか地元で飲めるとは!

 

 

 

もうひとつは、今月のコーヒー「ハイチ・バプティスト」。こちらの写真は生豆ですが、ゲイシャよりコクがあって深いです。一口づつ試すと味の違いがはっきりわかります。調子に乗って、2杯目は、ルワンダとインドを。インドは初めてでしたが、ターメリックの香り、紅茶の香りを感じた面白い体験でした。モンスーニ ングというインド独特の熱風製法があるらしい。これ、2杯目にオススメ。そして3杯目はモカ・シダモをいただき酸味を比べて楽しみました。モカ・シダモは 最初に強い酸味を感じます。苦味と混ざった酸味なので、飲みやすい。でも私はゲイシャの蝶々系酸味に惚れました。

コーヒーの成分の98%は水ですから、美味しいコーヒーは水が鍵なのですが、ここは2度蒸留してます。氷もダブル蒸留水で作っているそうです。美味しさの秘訣は水のダブル蒸留にありました。

 

焼きリンゴのパンケーキは季節を感じる&優しい味。

 

 

うーん、やはり飲めば飲むほど、日本のコーヒーのほうがアメリカのサードウェーブより繊細でまろやかで美味しい気がしてきました。日本人の職人気質 が、焙煎にもドリップにもあらわれるのか、私が日本人だからDNA的に体質や味覚に合うのか、、、。マスターの深いお話もとっても興味深く、フェアトレードから、コンビニコーヒーから、スタバから、オススメコーヒー店から、さらにコーヒーを離れて、映画やパリ、シアトルのお話まで。幸せな時間とはこういうことを言います。

 

 

川越の「山下珈琲 ブリックカフェ/ Brick Cafe」は、丸広百貨店のすぐそばにあるレンガ造りのインテリアが印象的で心地いい落ち着く空間。外観からも雰囲気の良さが伝わって来るのでついふらっと入ってしまいます。御夫婦でやられている素敵なお店です。ちなみに最高のスペシャルティコーヒー豆を熟練のロースタリーが焙煎しています。

 

カフェブリックのウェブサイト→http://cafe-brick.com/

川越市新富町 2-7-2 青木ビル 1F
(川越駅7分 / 本川越駅3分)

営業時間 10:00~20:00
定休日 木曜日 / 第3金曜日

049-228-415

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