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オーガニックジャム職人はスウェーデン人の学生さん。Swedish Saga @ Hollywood Farmers Market in September

2013.09.01

ようやく9月になりました!アメリカはLabor Dayという国民の祝日につき連休です。日曜日ということで恒例の朝市に行ってきましたが、普段8千人近い人出で賑わうハリウッド朝市も祝日のせいかまばらです。すると、マーケット内に響き渡る声で「ナチュラル&オーガニックのジャムだよ〜。サンプル試食して〜」と叫んでいる女子発見。近寄っ てみると、白いパンにつけたジャムの試食をくれました。彼女、スウェーデン人でリサといいます。今日はアメリカならではのジャム職人さんを紹介しちゃいます。

 

作っているのはピーチ味とレモンマーマレード味。甘み強めのピー チと酸味強めのレモンでなんとも対照的ななかなか美味しいジャムです。季節が中途半端で、まだ野菜も勢揃いって感じじゃないし、、、と思って歩いていると、ありました〜!美味しい&面白いもの発見!

 

 

スウェーデン訛りはあるものの、言葉巧みにお客さんにセールスする彼女。「このフルーツは全部このマーケットで買ったオーガニックなの!防腐剤とか添加物とか一切使ってないから体にとてもいいよ」するとお客のおじさんは、「開けてから常温でどのくらい持つの?」とリサに質問。すると彼女「えっと〜うんと〜〜〜」と悩んだあげく、「私の家だったら2年は余裕で持つ」と自信ありげ。???無添加のオーガニックジャムが開けてから常温で2年もつってどういうことだ???これにはさすがにビックリした私ですが、おじさんもびっくりしたみたいで、買うのやめてました。

 

 

次から次へと大声でサンプリングする彼女。子供にあげようとすると、あまりのパワーに子供がビビって近寄りません。私も圧倒されましたが、面白いから話かけてみました。「私、ビジネス勉強したくて留学で学生やりにアメリカ来たんだけど、学校つまんないし、働けないからファーマーズマーケット手伝ってたの。そしたらなにかやりたくなっちゃって、急に思い立ってジャムを作ってみた」、、、、だって。「え?急に思い立ったの?いつからジャム作って売り始めたの?」と私。「うーんと、、、ちょうど今日で5週間」。すごい!未経験の学生が、ジャム作ろうと思い立って、家のキッチンで作ってすぐ売ってるオーガニックジャム。6ドル。ブランド名は「Swedish Saga(スウェディッシュ・サーガ / スウェーデン人のあるお話)」です。ってことは、さっきの常温で2年保つ説、大嘘じゃないの〜!、、、はご愛嬌。しかし、けっこう買って行くんですね〜。彼女の魅力なのか、サンプルが美味しいのか、どっちもなのか、、、売れてました。リサはここから事業家として大成功するんだそうです。アメリカでは本当によく聞く話。数年後どうなってるか、楽しみです!

 

ちなみに9月最初の朝市には、マッシュルームがたくさんでした。

エリンギと、ポータベラマッシュルーム。ポータベラは、お肉&オリーブオイルと良く合います。サンドイッチにグリルしたドライトマトや茄子、ズッキーニなんかと一緒に挟んであることも多いです。日本よりも簡単にどこのスーパーでも手に入るマッシュルーム。逆にアメリカのスーパーだと椎茸のほうが普及していないイメージがあります。

 

 

これは珍しい「ロブスターマッシュルーム」。ロブスター色ですね。味はどんななのでしょう。。。

 

スイートコーンもまだありました。そろそろおしまいかなぁ。。。

 

 

エアルームトマトも充実。

 

そして、ポエム屋さんも健在!彼女の目の前にあるタイプライターで、その人から得たインスピレーションで即興の詩を書く詩人です。値段はお客さんが決めます。しかしこの詩人は、タイプライターほっぽらかしでずーっとスマホいじってました。せっかくのレトロ感台無しです。

 

 

さすが国民の祝日!今日は国旗デザインのファッショニスタを数人拝見。オーガニックジャムは、5週間職人とは思えない美味しさでしたよ。どこかで見かけたら、是非サンプルお試しください!

 

ハリウッドファーマーズマーケット

毎週日曜 朝8時から午後1時

Ivar Avenue & Selma Avenue, Hollywood

ウェブサイトはこちら→http://www.hollywoodfarmersmarket.net/

 

 

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