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ローカルな王道を行くシャルキュトリー Charcuterie その1 バークレー編vol.4 The Local Butcher Shop

2012.11.09

可愛らしい女性が一人で豚一頭を分解している衝撃的な写真!これは私たちが今最も注目しているアルチザンシャルキュトリーのお店です。「シャルキュトリー/ Charcuterie」とはフランス語で、 ハム、ソーセージ、テリーヌなど豚の加工食品のことで、それらを売るお店のことも言います。つまりは、デリカテッセン。もっと簡単に言うとお肉屋さん!このアルチザンお肉屋さんが今北カリフォルニアでちょっとした旋風を起こしているのです。

こちらはグルメゲトーの一角にあるシャルキュトリー、「The Local Butcher Shop/ ザ・ローカルブッチャーショップ」。お客さんから見渡せるレジにほど近いスペースでオープン解体をしています。このお店のお肉はバークレーから半径150マイル以内のファームから直接購入の完全ローカル。アルチザン系お肉屋さんは、保存冷蔵庫をガラス張りにし、解体やスライスもその場で消費者に見せるのがポイント。トレーサビリティーにも繋がっています。また豚肉だけではなく牛や鳥、鴨、羊も扱います。しかし半径150マイルをローカルと呼ぶなんて、考えてみたらアメリカってどんだけでかいんだか。。。

大きな部位は二人掛かりで。ここ数年、異様なほどのヴィーガン・ヴェジタリアンブームが続いたアメリカですが、ここにきてようやく原点回帰の模様。最近は、地球の恩恵に感謝して大切にいただくことを一番とした、アンチヴィーガン、アンチヴェジタリアンのムーブメントも起こっています。

人気店なうえ、注文をうけてからスライスするので当然順番待ちです。順番待ちのカードには食材を使ったレシピが書かれており、待ち時間が料理の参考学習の時間に!

ここのスペシャルは日替わり限定サンドイッチ。販売開始時間と共に、大量買いするためにお店に人がたくさん入ってきます。毎日楽しみにしているローカルの住人がたくさんいるようです。

味をしみ込ませて柔らかいチキンにするオリジナルブラインも売っています。その他、ローカルのオリーブオイルやジャム、BBQソースも。ローカルとの横のつながりも感じるお店です。また定期的にクラスを開講して、チキンのさばき方からクッキング方法までテーマごとに教わることができるのも魅力。

いただいたのは、ローストビーフ、豚のパテ、スモークハム。きめの細かい、王道の味。パテは食べだしたらとまりません!ローカルの人達から愛されている理由がよくわかりました。自宅の近所に欲しい一軒です。

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