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ネイルカラーは革命前夜なの? 3free nails and water-based nails

2012.10.16

爪を華やかに可愛らしく魅せたい気持ちは永遠に変わることのない女子の爪美追求パワー。でも見た目の美しさに反し、実はネイルカラーや除光液に含まれる成分や臭いはカラダのためによくないものとされています。にもかかわらずネイルの艶や持ちを保つためにはそれらの成分を取り除くのけっこう困難。アメリカでもGO GREENのブームに乗って、「安全に美しく」が定着した今日ですが、ネイルカラーに関しては未だに試行錯誤の繰り返しの模様です。

可愛いさで目を引く「Megan Miller/ メーガンミラー」と「Sheswai/ シェスウェイ」のボトル。こちらはアンソロポロジーなどで販売しています。 昨今のアメリカのネイルカラーの基本三原則は、「3フリーネイル/ 3 free nail」という、Formaldehyde/ ホルモアルデヒド, DBP/ フタル酸ジブチル, Toluene/ トルエンを含まないネイルカラー。上ふたつも3フリーです。しかしあのマニュキュアのツーンと鼻をつく臭いは健在で、3フリーだからといって決して無臭ではありません。アメリカで人気のButter London/ バターロンドン」、「Deborah Lippman/ デボラリップマン」らも3フリーの代表格。でも臭いはきついです。

アメリカ、日本、アジアの約50社ほどのメーカーのネイルカラーを約一年前に一斉リサーチしました。通常のマニュキュアから3フリー、水溶性ネイルまで、乾燥時間から臭い、発色、艶感、ブラシの質、落としやすさなどなどを徹底的に調査した結果、すべてがパーフェクト!!というものには残念ながら出逢えませんでした。臭いに関して一番優秀なのは、色によっても異なりますが日本製の水溶性ネイルのURURUやLINN、胡粉ネイルなどです。ほとんどしません。これはかなり凄いこと!そして乾燥時間、持ちなどはアメリカ製が強く、トータルで全てを考慮に入れると、「臭いは日本製ほど無臭ではないけどほんのわずかで、安全でなおかつ発色がよく、艶感もあり、持ちも既存のマニュキュアにほど近い。」のベター1は、アメリカの水溶性ネイル「スコッチナチュラルズ/ SCOTCH naturals」でした。環境のことも考えたECO-Friendlyなネイルカラー。子供用の「Hopscotch Kids/ ホップスコッチキッズ」は同じメーカーから出ていて発色が派手な子供のおしゃれ&遊び用。

ベター1と書いたのは、おそらくもう少しでベスト1が登場するのでは?と期待しちゃうからです。ネイルカラー大リサーチ大会をやってからのその後一年間は、コスメショップ店頭やニュースを逐一チェックしてますが、革命的な進展はまだの模様です。日本製の水溶性ネイルで、石油系を減らし、もっとはがれにくく、もっと長持ちする製品が登場したら、爪が弱い人、成分アレルギーでマニュキュアが出来ない人にも最高だし、仕事上ネイルカラーが使えない人が短時間でつけたいときなどに重宝しそう。ブランディング次第では水溶性ネイルが世界的ヒット商品になる日も遠くないのでは??とまだまだ楽しみで仕方ない毎日です。

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