地球を考えるオーガニックスーパー ボルチモア編vol.4 MOM’S ORGANIC MARKET
アイスクリーム牧場で走り回っていた姉妹。とーっても可愛かったので載せちゃいます。この子たちのママはかなり本格的な一眼レフを持ってまるでプロの写真家のように(本物だったのかも)モデルの彼女たちを撮りまくっていました。ママと言えば、今回ボルチモアで思わずファンになってしまったオーガニックスーパーに出逢いました。その名も「マムズオーガニックマーケット/ Mom’s Organic Market」。地元密着型の超ローカルオーガニックスーパーです!
メリーランド州とヴァージニア州合わせて9店舗あるオーガニックスーパーのチェーン店。1987年に1000ドルで購入した中古のボルボにオーガニック食材を詰めて宅配サービスをスタートさせたのがはじまりです。ここに至るまでのスーパーの歴史が店内のあちこちに写真とコメント付きで展示されていて、買い物しながらまるで博物館で歴史を勉強している気分になります。
「マムズのシーフードは持続性のあるシーフードのみを扱っています。」というサインが吊ってあります。持続性のあるシーフードとは、獲ることによって魚の生態系や地球環境を破壊ぜず、海の生態系を活性化する可能性のあるシーフードのみを取り扱うという意味です。その他にも、グリーンを扱う企業をサポートする、ローカルの製品を買う、オーガニックを扱う、ゴミを減らす、などさまざまなミッションが掲げられています。
また、プラスティックボトルのお水は出来る限り取り扱わないというミッションもあります。ドリンク棚には無料のお水が置かれていました。マムズオーガニックは全米で一番最初に買い物用プラスティックバックを廃止したスーパーでもあります。毎日食べるもの、捨てるものが、地球環境や生態系としっかり繋がっているんだということを再認識させてくれるスーパーです。
グルテンフリーのセクションもあります。グルテンとは小麦や大麦、ライ麦などに含まれるたんぱく質のことで、それを接種するとアレルギーや腸疾患などの症状が現れる可能性があるといわれており、アメリカではこのグルテンを含まない「グルテンフリー」の文字をあちこちで見かけます。最近は、スーパーのひとつのセクション全部がグルテンフリーになっているところが増えました。
冷蔵棚の中に納豆/ NATTO発見!ボルチモアでも納豆を売っているなんて!なんだか不思議です。このお店を出ると、日本人とフランス人のご夫婦に遭遇し、このあたりのおすすめのお店やスポットなどを教えていただきました。このあたりではこのオーガニックスーパーが一番大きいスーパーだとか。とっても親切なフランス人の旦那様は、地図まで描いてくれました。それを頼りにまだまだローカルな旅は続いて行くのでした。ありがとうございました!出逢いに感謝♡
MOM’s Organic Market
7351 Assateague Dr. # 190
Jessup MD 20794
WORLD BACK NUMBER
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