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フジロック出演で注目されるバンド、サニーサイド初来日インタビュー。 思わずダンスしたくなる!オーストラリア発のエキセントリックでファンキーなサウンドが話題の6人。Sunnyside, Archibald Jacobs interview

オーストラリア・メルボルンから素晴らしいバンドが日本にやって来ます! ジャジーでファンキーでちょっとラテンで心地良いユルさも併せ持つ、明るくてエネルギーいっぱいの6人組、サニーサイド。地元メルボルンでは、小さなバーから大きなホールまで、どんな空間でも圧巻のライブを繰り広げるあまり、最近はライブのチケットが入手困難になるほどの人気なんだそうです。聴いたとたん不思議と自然に身体が動き出して、思わずダンスしたくなるサニーサイドの世界。フジロックに行かれる方は要チェック!

メンバー全員初来日なので、まずはバンドの紹介を。メンバーは、アーチー(Archibald Jacobs, サクソフォン)、カル(Callum Humphrys, ドラムス)、マケンジー(Mackenzie Randall, パーカッション)、マット(Matt Hall, ヴォーカル、キーボード)、ゴードン(Gordon Li, ベース)、サム(Sam O’’Neill, リードギター)の6人。2014年にクラリネット、ギター、ドラムスの3人で結成し、アパートの一室でジャムセッションをひたすら繰り返すことからスタートしました。

そして2015年にはマットがヴォーカルとして加わり、続けて2017年にゴードンとマケンジーが参加。昨年からはマットがキーボードも担当するようになり、ますますサニーサイドの音楽はカラフルになり、華やかさを増しています。最近では、NYE on the Hill, Something unlimited, Mullumbimby Music Festivalなどの音楽フェスに参加したことでも話題になりました。

フジロック出演を直前に控えた7月18日、サニーサイドの日本初公演が、下北沢のライブハウス「440」で行われました。始まった瞬間からオールスタンディング!一曲目から最前列で激しくダンスする観客でいっぱいの会場で、その熱気に呼応するかのように、サニーサイドのメンバーたちもアップテンポのオリジナル曲を次々と披露し、インタラクティブで華やかな世界へ誘ってくれました。ライブ後、心地よい余韻に浸れるのは、いいバンドに出会った時の醍醐味ですね。

 

そこで、ライブ終了後にサニーサイド、サックス担当のアーチーさんに、音楽を始めたきっかけや、バンドのこと、そしてフジロックフェスティバル出演についてをお聞きしました。

—日本は初来日だそうですね。

今回、メンバー全員が初めての来日なんだ。まだ数カ所しか行けてないけど、凄く良い国だね。下北沢もいい。浅草も良かった。明日は渋谷と原宿に行くんだ。

—アーチーさんご自身のことをお聞きします。音楽を始めたきっかけは?

今もそうなんだけど、僕は生まれつき肺が弱いんだ。それで肺を強くしようと思って、6歳の時にサックスを習い始めた。最初は親の勧めで仕方なく習っていたけれど、どんどん好きになっていって、気がついたら夢中になっていたよ。

—プロのミュージシャンになろうと決心したのはいつですか?

高校の終わりに、音大へのスカラシップをもらった。そのチャンスを生かしてみようと決心して、音楽の道に進むことを決めたんだ。

—今まで、どんな音楽を聴いて育ってきましたか?

今まで凄くたくさんいろんな音楽を聴いてきた。だって、6歳でサックス始めて、そのあとはクラリネットを12年間やっていたし、そこからスカラシップをもらって大学ではクラリネットの学士を取ったからね。

 

—前にカマシ・ワシントンをインタビューした時に、彼もサックスよりも先にクラリネットを学んだと言ってました。その方がサックスを吹くのが楽だというのは本当ですか?

クラリネットはサックスと違ってボタンがないんだ。つまり、カバーしてないからちゃんと穴を塞がないといい音が出ないから、より正確性が求められるんだと思う。だからちょっと難しいよね。それからクラリネットは、口ももっとタイトにして吹かないとダメなんだ。

—なぜクラリネットからサックスに変えたのですか?

いや、最初はサニーサイドでもクラリネットを吹いていたよ。でもみんなから「サックスってすごくいいよ〜」って何度も言われて、やってみようと思ったんだ。しばらくぶりにサックスを再開して真剣にやりだしてからはまだ5年くらいなんだ。

—アーチーさんが影響を受けているアーティストはいます?

まさにカマシ・ワシントン。あとは、カナダのBADBADNOTGOOD(バッドバッドノットグッド)、この2つが大好き。

—なぜバンド名をサニーサイドと名付けたのですか?

だってサニーサイドって、みんなが踊りたくなるような、太陽を感じるようないい名前だと思わない?それから、ギター担当のサムの地元がサニーサイドっていう地名なんだ。そこは古い街で、リタイアした人たちが住んでいるような地域なんだけど、僕はその街が大好きなんだ。

—いよいよフジロックフェスティバル出演だけど、今どんな気持ちですか?

すごくワクワクしてる反面、ナーバスにもなってる。

—フジロックに出ることになったきっかけは?

オーサカ=モノレールが昨年オーストラリアツアーに来た時、同じMULLUM MUSIC FESTIVALに出演して友達になったんだ。それで、彼らが僕たちの音楽を気に入ってくれて、フジロックの担当者を紹介してくれたんだよ。すごくラッキ—だと思う。

—ところで、アーチーさんにとって美しさとはなんですか?

その時によって変わるし、君にとっても、僕にとっても美しさの意味は違うと思う。今の僕にとって美しいと思うのは、、、、ジャパン!

—まだ叶っていない夢を教えてください。

もうすぐ叶うけど、フジロックに出ること。それから、オーストラリアのメレディスでやるGolden Plains Festivalで演奏してみたいね。それから音楽で世界中を旅していきたい。

—最後に、日本で待っている皆さんにメッセージをお願いします。

ARIGATO-GOZAIMSU!(ありがとうございます!) 違うジャンルや文化的背景を持つみんなが集まって、僕らの音楽を一緒に聴いて思いっきりダンスして欲しい!早くみんなに会いたいよ!

いよいよフジロックフェスティバル。サニーサイドは、27日土曜日に登場します!Fuji Rock Festival

July 27 (Sat)  14:30-15:15  Café de Paris

July 27 (Sat)  23:45-24:30  CRYSTAL PALACE TENT

 

ヴォーンプレゼンツ全国ツアースケジュール : Japan Debut Tour presented by Vaughan

SUNNYSIDE 陽のあたる場所

718440 Shimokitazawa(東京)with Elle Shimada Band, Minakekke, Miyake Haruka

719Nanahari(東京)with Kitazato Akihisa (ex. Alfred Beach Sandal), Wool + the pants.

720NUi(東京)with Wa Yo Set (Osaka), Elle Shimada Collective

723Namba Bears(大阪)with blanka (Nagoya), Natural Killers

724KD Japon(名古屋)with Penguinrush, Elle Shimada Collective

Don’t miss it!!!

 

Interview & Text: Kaya Takatsuna / Photo: Atsuko Tanaka

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