• Retty
  • homeHOME /
  • NEWS /
  • 【インタビュー&執筆】シンガーソングライター アンダーソン・パーク Interview : Anderson. Paak, Rapper, Drummer and singersong-writer 『自分が愛することの中に幸せは見つけ出せる。地道な努力をして準備しておけば、必ずチャンスは掴める』

【インタビュー&執筆】シンガーソングライター アンダーソン・パーク Interview : Anderson. Paak, Rapper, Drummer and singersong-writer 『自分が愛することの中に幸せは見つけ出せる。地道な努力をして準備しておけば、必ずチャンスは掴める』

Webマガジン「HIGHFLYERS」で始まった新コーナー「インライト」にて、シンガーソングライター/プロデューサー/ラッパーのアンダーソン・パークさんをインタビューいたしました。

アンダーソンさんは、ホームレス生活からわずか5年でグラミー賞にノミネートされた人。彼がどのような環境でどう音楽にふれあって来たのかを知れば知るほど、アメリカ社会のリアルを垣間見ることができました。夢を実現させるためには、才能を開花させるまで情熱と努力を持続させる力と、いつ来てもいいチャンスに備えて準備しておくことと、どんな環境でも楽しめること。そんなことを改めて感じさせてくれました。

—ところで、まだ売れない時代に、マリファナファームで働き、そのあと解雇されてホームレスになったっていう話は本当ですか?

そうだよ。奥さんが妊娠したからすぐに稼げる仕事をしなくちゃと思ったんだ。音楽だけではまだ十分なお金を稼げなかったから、マリファナファームで平日8時間から10時間働いて、週末は家に戻るっていう生活をして、病院にかかるお金や生活費を払っていたんだよ。でもベイビーが生まれてお金がなくなっちゃったんだ。

 

—振り返ったらその当時は最も辛い時期と言えますか?

まぁ、何度かやめたくなったけどね。次のステップへと人生を進めていきたかったし、他の人を見ているとどんどん成功していくのに、僕らはまだまだ貧乏で、車もないからバスを使って、フードスタンプ(アメリカで低所得者向けに行われている食料費補助対策のクーポンのこと)をもらっていたんだから。とは言っても、楽しいこともたくさんあったけどね。

子供ができる前はちょっとしたお金があれば良かったけど、息子が生まれた時、「家族ができたんだから、さぁ、ここから抜け出して進まなきゃ」って、音楽をしっかりやっていこう覚悟を決めたよ。振り返ってみれば、色々大変だったけど全てが信じられないくらいあっという間に過ぎていったよね。

その時、今のようなスターになる姿は想像できました?

こんなことになるなんて思いもしなかったよ。でも全てのことは必然だと思うんだ。だって、マリファナファームで一緒に働いていた友人のホセが、今もザ・フリー・ナショナルズのメンバーとして活動しているんだから。他のメンバーともその頃出会ったんだけど、みんなで音楽を作ったり、演奏したりしながらこの先どうしていくべきかって毎晩話し合っていたんだ。

そして、アンダーソンさんが聴く、日本のアーティスト名も教えてくれました。

——最後にアンダーソンさんが良く聴いているアルバムを教えてください。

ディアンジェロの「Voodoo」 、昔のだと、プリンスは全ていいけど特に最初の3枚(「For You」「Prince」「Dirty Mind」)が好き。最近のだとティエラ・ワックの「Wack World」。それからビラルの「1st Born Second」「Love For Sale」もクラシックでいいね。凄く沢山のインスピレーションをもらったよ。 サーラーの作品は全ていい。あとはエリカ•バドゥ.の「Mama’s Gun」とか、ザ・ルーツもいいね。

—ところでアンダーソンさんは、日本のアーティストの音楽も聴くことはありますか?

YMO、坂本龍一、山下達郎、あとは上原ひろみや佐藤博も聴くよ。

 

これから叶えたい夢はまだまだ山ほど!アンダーソンさんのサクセスストーリーは今始まったばかりです。

—では、アンダーソンさんがこれからの未来に描いている夢はありますか?

たくさんあるよ。ザ・フリー・ナショナルズのみんながリッチになること。そしてビルボードホット100に入るヒット曲が欲しい。それから、グラミー、オスカー、VMA(MTV ビデオ・ミュージック・アワード)やAMA(アメリカン・ミュージック・アワード)も獲りたい。

 

—オスカーとは、これから役者にもなるんですか?

演技もプロデュースも作曲もなんでもやりたい。それに、ジェット飛行機も、ソーラーパワーも買いたい。それからいつかヴィーガンになりたい。

 

—ヴィーガン?それはなぜ?

食べ物が世界を救えるでしょ。肉を食べる人も多いけど、肉よりベターな食べ物は世界中にあるから。それに見た目も良くなるんじゃない(笑)?

謎のヴィーガンになりたい発言まで飛び出したところで、最後にアンダーソンさんにとって成功とは?をお聞きしました。

—なるほど(笑)。それでは最後に、アンダーソンさんにとって成功とはなんですか?

自分が愛することをやること。そこに必ず幸せを見出せるはずだから。それから、自分の人生のミッションを見つけてそれを実行すること。それは他人を救うことにも繋がると思う。自分のやるべきことを見つけられずに、他人に意見を押し付けて人の人生をめちゃくちゃにするやつらも多くいるけど、俺は自分のミッションを見つけることができたし、それをサポートしてくれる人がそばにいるんだ。そういうことが成功だと思うよ。

インタビューで話す言葉もまるでラップしているかのようにリズムがあり、ステージ上のパワフルでポジティブなエネルギーをそのまま感じることができました。今後の夢を語る姿は、まるでこれから描くこと全てが叶うと信じて疑わない少年のように、ワクワク感で溢れ、キラキラしていたのも印象的。

またインタビュー後、豊洲ピットで行われたライブでは、圧倒的なドラミングスキルとラップで観客を魅了したアンダーソンさん。

「みんな、よく聞いて。君たちの夢は絶対に叶う!僕たちは本当にちっちゃなステージから始めて、今このステージに立てている。これが僕たちの夢が叶った姿だよ。I love Japan!」と言って、ラストは、「The Bird」、「Luh You」、「Dreamer」で締めくくり爽やかに幕を閉じました。

舞台を縦横無尽に駆け回って歌い踊り観客を魅了し、ドラムセットを前にすれば圧巻のドラミングを奏で、スキルとエンターテイメントが交錯した力強いパフォーマンスでこれ以上ないほどの感動と多幸感を与えてくれたアンダーソンさん。現在新しいアルバムに取り掛かっているそうで、今後ますます目が離せないアンダーソン・パークにこれからも注目していきたいです。

インタビューの全容とライブレポの詳細は、ハイフライヤーズで!

また、タワレコオンラインサイトでは、アンダーソンさんがインタビュー中にあげた洋楽のお気に入りアルバムリストがご覧になれます!そちらも是非チェックを!!

NEWS BACK NUMBER

NEW ARTICLE

Page TopPage Top