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【インタビュー】米ロックバンド Vintage Trouble(ヴィンテージトラブル)Interview: Vintage Trouble

ウェブマガジンHIGHFLYERSで、GREENROOM FESTIVAL出演のために来日中だったVintage Troubleの皆さんにインタビューいたしました。(Interview & Text: Kaya Takatsuna / Photo: Atsuko Tanaka)

Vintage Troubleは、タイ・テイラー(Ty Taylor、vocal) 、ナル・コルト(Nalle Colt、guitar)、リック・バリオ・ディル(Rick Barrio Dill、bass)、 リチャード・ダニエルソン(Richard Danielson、drums)の四人が集って、2010年にハリウッドで結成されたロックバンド。

彼らのサウンドは、R&B やソウル、ファンクのテイストがありながらも、ローリング・ストーンズやチャック・ベリー、ザ・アニマルズといった50年代や60年代のブルースやロックを彷彿させます。

また、2014年にはロックバンドとして初めてブルーノートからメジャーデビューを果たしたことでも話題になりました。

 

大盛り上がりを見せたGREENROOM FESTIVALのライブ。セットリストは、「STRIKE YOUR LIGHT」「TOTAL STRANGER」「DOIN’」「CAN’T STOP ROLLIN’」「BLUES HAND ME DOWN」「ANOTHER MAN’S WORDS」「KNOCK ME OUT」。

 

インタビューでは、前回出演した時のことや、ロサンゼルスの魅力、またそれぞれが描く成功についてをお聞きしました。

遅咲きのロックスター達、彼らにとっての成功とはなんでしょう?(上の写真は右からナル、リチャード、タイ、リック)

ナル:自分が愛することをやり続けられること。いつでもどこにいても、クリエイティブな気持ちでいられることが成功。

リチャード:成功とは、”state of mind”(心の状態)だよね。今は、毎日目が覚めると、夢なんじゃないかって自分をつねってみるほど、ずっと叶えたかった夢の中で実際に生きているんだ。成功とは心の問題であって、栄光や名誉、お金は全く関係ないことだよ。

タイ:でも今稼いでいるよりも、もうちょっと稼げたらいいよね(一同大爆笑)。それは半分冗談として、本当に言おうとしていた成功っていうのは、一日の終わりにもう少し平和な気持ちでいられる状態になることかな。今は、「こうなりたい!」っていう目標や欲望に向かって突き進んでいるので、いつかもう少しピースフルな状態になりたい。別に丘の上の豪邸に住むようなことを成功とは思っていないけど、生活費だとかくだらないことを一切心配しないで、好きなことをやり続けられるようになることも成功。大変なことだけど。

リック:みんなが言ったことももちろんそうだけど、僕にとっての成功は、生活の中で自分が生きがいを感じながら、至福の気持ちで暮らしていけることだと思う。ちょっとスピリッチュアルなことだけど、“自分が大好きなこと”、“自分が得意なこと”、そして“生活のためにすべきこと”の3つの輪が重なった部分が幸せだという考え方があるんだ。僕はこの考えがとても好きで、これを実現していれば、周りの人のことを思いやれるし、自分自身のことも、自分のやっていることも愛せるようになると思っているよ。

私にとっては初の海外アーティストのインタビューでした。リックとは、昔住んでいたアパートが同じ通りで、タイとは同じスーパーを使っていたことが判明し、ハリウッド住人トークで盛り上がって、久しぶりにLAを思い出し、素敵な時間を過ごすことができました。

インタビュー、是非お読みください。

 

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