自家焙煎オールドビーンズコーヒーの旨味を味わえる。創業32年の神保町の変わらない拘りカフェ「ヴォワスィカフェ」 Voici Cafe in Jinbocho
昭和レトロな喫茶店が数多く残る神保町にある創業32年の「ヴォワスィカフェ」。学生時代に好きでよく訪れた、私にとって思い出深いカフェです。20年近くたったけれど今も元気でお若いマスターを見て嬉しくなりました。大学生のときは知らなかったけど、ここのコーヒー豆はかなり拘りのある’オールドビーンズコーヒー’なんです。
明治大学リバティタワーから徒歩2分。反対側に渡ってちょっと小道をくねくね来たところ。ヴォワスィって言うのですが、皆がボワシボワシって連呼するので、スワヒリ語のカフェかと思っていました。検索しても出てこない、、、書き方は「ヴォワスィ」です。
このカフェの豆であるオールドビーンズとは、生豆のまま倉庫に3年から5年以上寝かせて水分をなくしてから焙煎した豆のことで、豆の内部の皮(パーチメント)に残る水分まで しっかり飛ばすから雑味がないコーヒーになるんだそうです(パーチメント部をしっかり焼かないと雑味が出ます)。サードウェーブとは一線を画す豆ですがこの存在も大事。多くの喫茶店で飲むコーヒーは、果実本来の持つ苦味よりも雑味が強く出てしまっているので、なかなか本物の苦味を味わえるお店が少ない ので、幸せのコーヒータイムでした。
こちらが、拘りの一杯↓
ネルドリップで淹れた深煎りのニレブレンド。ベイクドチーズケーキ(500円)に合うとオススメしていただきました。
熟成すると、ノートが次々にカラフルに変化する。なのに総合的にはさっぱりあっさりしています。とても貴重な経験しました!
浅煎りはレジェブレンド。浅煎りはパーチメントの水分が完全に飛ばないので、荒く煎ったあとに風で水分を飛ばしているんだそう。そのため、ニレに比べて酸味を感じます。個人的には浅煎りでも苦味を感じることができるとても素晴らしいコーヒーでした。浅煎りは紅茶っぽい。いろいろ難しい事書きましたが、美味しいお店。コーヒー2杯とケーキで1300円だったのにもビックリ。ブレンドはお替わりが300円で。ケーキセットは 50円引きです。料理もこってますし、自家製ケーキも間違いありません。ケーキプレートのコペンハーゲン、カップ&ソーサーのジノリも素敵♡
ランチはフード系も充実。こだわりフードも次回食べに来たいです。
大学時代にちょくちょく来ていたお店。その頃は今のようにコーヒーに飲み慣れているわけではありませんでしたが、なんかココのは違うって思って友人と訪れてはお気に入りで飲んでいたんですよねぇ。私のコーヒー好きの原点はここの一杯だったかもしれないと思うと感慨深いです。
ヴォワスィカフェ Voice Cafe
住所 東京都千代田区神田小川町3丁目26−2
営業時間 月-金 9:30~21:30 土 11:30~20:00 日 11:30~18:00 第2・4日曜休み
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