320年続くさつま芋農家が始めた超隠れ家カフェ。オイモカフェ OIMO Cafe in Miyoshi Town
こちらは利き酒もとい、利き芋セット。さつま芋の農家で採れる3種類のさつま芋をテイスティングしちゃいます。手前からシルクスイート、むさしこがね、むさし金時。ううううう、、、美味しい!!3種類、味が全然違うものなのですね。このユニークテイスティングができるのは、なんと、さつま芋農家の敷地内!昨年3月にオープンしたばかりの「オイモカフェ」は、隣がさつま芋畑というお芋を食するのにふさわしい最高のロケーションです!
I guess you’ve done some beer or wine freight but probably you’ve never heard sweet potato freight! This cafe called OIMO cafe, where is located next to sweet potato field, has this unique tasting menu. The picture above is the plate having silk sweet, musashi kogane and musashi kintoki. All taste sweet but differs somewhat from each other. Miyoshi area in Saitama is known for sweet potato field. This cafe is run by the farmers who’ been cultivating sweet potato and other vegetables including bamboo for over 300 years since Edo era!
こちらがオイモカフェ!納屋を改造してカフェにしたそうです。実は、ここの農家、由緒あるさつま芋農家で、なんと320年も続いているのです。写真のようにお庭には竹やぶもあります。春にはタケノコも採れるそうですよ。まさかここがカフェとは思いませんよね。でもでもカフェの中に入ると、、、
こんな素敵な開放的な空間が!この2倍ほどある吹き抜けの高い天井に天窓、そして窓の外には竹です。白壁と木に、ソファが自然になじんでます。まさか農家の納屋をはいってこのセンスのいいインテリアに出逢うとは思いませんでした。こんな超隠れ家な素敵カフェ、見たことないです。
壁の黒板にはお店情報やメニューの詳細が。先ほどのおいも3種ですが、きめ細かくしっとりした食感で甘みがぴかイチなのが、「シルクスイート」。ほくほくとした食感で甘みが強くどんな料理にも合う定番おいもの「むさしこがね」。きめ細かい食感と上品な味わいが「なると金時」。そして「紅赤金時」は、火の通りがよくて、てんぷらに合うらしい!芋丼、おいものビーフシチューも魅力的。
そして、つぼ焼芋もあります。こちらはカフェ入口にある芋焼き壷!!
店員のホリナルミさんとつぼ焼芋の壷のツーショット。ホリナルミさんは、北海道出身のイラストレーターで、個展などを開催してご活躍しています。(こちらホリナルミさんウェブサイト)北欧のような鮮烈でいて優しい華やかさと、シュールさを持ち合わせた素敵なイラストです。
と、話は逸れましたが、この壷って、
中に火を入れるんですね。それで針金に芋を吊して蓋をするんです。これで2時間っていってたような。。。ホクホクになるらしいです。今日は壷さんは休業だったので、次回のお楽しみにします。
オイモカフェは本格カフェなので、エスプレッソマシーンもあり、ドリンクも充実しています。COEDOビールも勢揃いしてました。そして私がオーダーしたのは、アイスコーヒー!この寒いのにアイスコーヒー?、、なぜなら歩き過ぎて暑かったからです。 実はこのカフェ、お客さんの99%は車で来店します。私、東武東上線の鶴瀬駅から歩いたんですが、のんびり歩いたせいか、なんと1時間かかりました。お店の方全員に歩いて来たことを驚かれ、同情してもらいました。ありがとうございます。ということで、おいもカフェへの来店は車をオススメします。
そして、この素敵カフェを作ったオーナーに出逢う事ができました!オーナーのこーたろうさんです。サンディエゴとチェコスロバキアに留学経験があるという、とてもユニークな経歴をお持ちの33歳。この若さで農業を楽しんでいる未来の日本を背負う逸材です。このあたりは「おいも街道」と言われ、さつま芋農家が軒を連ねるエリアですが、ご近所にも若者が多いんだそう。日本のさつま芋の未来は明るい!!!
敷地内のビニールハウスでは、サニーレタスや大根、ベビーリーフ、パクチなどを栽培していて、採れたてをカフェのメニューに使用しています。とにかく新鮮。それでいて、店員さんもみんな超超超アットホームなので、おしゃれなお家でカフェタイムを過ごしている気分になれます。お客さんに赤ちゃんが多かったのも納得です。
おいもも販売していますよ〜。こちらはむさし金時。帰宅後、すぐに蒸していただきました!甘くて、ホクホクで、いいお芋です。川越で小さい頃から芋掘りして育ってるので、私の芋の味覚はかなり正確なので、信用して大丈夫です。ここのお芋は本当に一流の一級品。昔はここから新河岸川を使って江戸までお芋を運んでいたとか。水はけがいいこのあたりの土地はさつま芋栽培にとっても適しているんだそうです。
まるで、初めて訪れた場所じゃないような気分になりました。歩いていった私を気遣ってくださった皆様、本当にありがとうございました。アットホームという言葉が薄っぺらく思えてしまうほど、まるで家に帰ったようにホッとする、そんな芯から温かくなれるカフェです。お昼は女子会の予約もたくさん入っているみたい。畑の横で採れたて野菜を食べられて、自然を満喫できて、ゆったりできるカフェ。これ最強ですね。
オイモカフェのウェブサイト→http://oimocafe.com/
埼玉県入間郡三芳町287
090-2729-5236
11am-6pm 月曜・火曜定休日
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