LA在住アーティストの巣窟 ブリュワリーアートウォーク Brewery Artwalk 2012 Fall vol.1
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毎年2回、春と秋に開催される毎年恒例のブリュワリーアートウォークが10月20日21日の週末で開催されました。ここはもともとビール工房だった場所を1982年からアーティストの生活+創作活動+展示のためのスペースとしてアーティストのみにレントしている住居兼作業場の集合体です。LAweeklyが「世界最大のアーティスト集合住宅」と名付けたように、LAダウンタウンの外れにかなり大きなアーティスト村を形成しています。普段は一般公開していない集合住宅が年2回だけ一般公開され、そこでは展示、販売会やライブパフォーマンスなどが2日間に渡って華やかに行われます。しかしなによりもまず、ここは元ビール工場だった建造物自体がアート!なのであります。

赤煉瓦に煙突!なんてレトロなノスタルジックな絵でしょうか!これがメインの建物です。ここは美術館になっていて、著名なアーティストたちの特別展示が行われていました。窓ガラスが何枚も割れたままなのもまたアートです。アーティストだからといって貧乏なのではありません。

工房の入り口はドアのユニットもあればシャッターのユニットもあります。作業中のアーティスト達がたくさん見えました。ここには大手映画会社の美術製作に関わるアーティストたちもうじゃうじゃいます。

ドアは、アーティストそれぞれの個性で。グロテスクなアートがかなり多かった今回のアートウォークですが、一瞬ほっとするようなアートにも出逢えます。これはその一つ。バンビの角が木になってて鳥がとまってました。癒されました。

集合住宅の間には緑があったり、ベンチやBBQマシンがあったりします。アーティスト同士の憩いの場になっているようです。写真やや中央の男女二人はシャボン玉を楽しそうに永遠に作っていました。これも決して遊んでいるのではありません。アーティストが次のインスピレーションを得るまでの瞑想の時間なのです。

屋上に出ると、渡り廊下発見!廊下が網の目になっているので高所恐怖症の自分は足がすくみました。まわりに高層ビルがないエリアなので、ぐるっとダウンタウンが見渡せます。創作途中のアーティストたちのいい気分転換になるだろう場所。廊下を渡った先にはまたしてもBBQエリア発見!アート活動にBBQは必須のようです。

見下ろしたブリュワリーはこんな感じ。あいにくの天気でしたが、たくさんの人で溢れかえっていました。ブリュワリー跡という古い建造物を見るだけでもアート館賞の価値あり!の名所です。古いもの、汚いもの、壊れたものをSO WHAT??と堂々とさらけ出しているところに格好良さを感じます。建物と住人のカラーが妙に一致していてそれも興味深かったです。アート作品を通してだけでなく、建物からもアーティストの生活スタイルや哲学が空気ごと体感できるまれに見るアートウォークでした。
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