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メイド・イン・ジャパンのコーヒー豆!徳之島の草分け的コーヒーファーマー、吉玉誠一さん

この赤い実は、なんの果実だかわかりますか?実はこれ、コーヒーの木なんです。そしてこの赤い実の中には、コーヒーになる種が入っているんです。しかもここ、アフリカでも南米でもありません。なんと日本は鹿児島県徳之島でございます!日本でもコーヒー作ってるって知ってました?

こちらがコーヒーファーム・イン・ジャパン!結構な獣道の先にこの農園はありました。コーヒーの木は日差しや風に弱いので、高い木で覆われている場所の方が良いのです。

そしてここでコーヒーを30年以上ひたすら作り続けるファーマーがこの殿方。

吉玉誠一さん。国産コーヒーの草分け的存在です。宮崎県出身、大阪で就職しましたが、農業への夢を捨てきれずにいたところ、縁あって徳之島へ移住。コーヒー栽培に携わることになりました。

吉玉さんは、アラビカ種の木を育てています。赤い実のなるエチオピア・モカ種と黄色い実のなるブルボン種。精製方法はウォッシュト。日に照らされて、コーヒーチェリーたちが輝いております。

初めて木を見ましたが、赤い実の間に熟していない緑の実がなってるんですね。

枝によってはもうフッサフサに実がなっているものも。豊作と不作が枝ごとに違うのが印象的です。

これをひとつひとつ、手摘みするんです。数十キロしか収穫できないって大いに納得。

食べてみたら、思ったよりも甘くて酸っぱくない!ぬるぬるしています。

木に成ったまま完熟をすぎた実も。でもここから収穫して精製する方法もあるみたいなので、超ナチュラル製法としてアリ!

ラジオを聴きながら、ワンコが吉玉さんを見守りながら、一日中収穫作業は続きます。

そして、バケツに溜まっていくコーヒーの実。この中にある種の部分がコーヒー豆になるんです。大抵は一つの実に二つ種が入っております。

ここで集めて、精製したら、焙煎するのも吉玉さんの仕事。それを奥様が営むカフェ「スマイル珈琲」でいただきます。

一緒に行った仲間はコーヒーに全く目もくれず、コーヒーの木の横に生えていたシシトウばかりを摘んでいました。こんな素晴らしい貴重な機会を目の前に、興味があるものは人によって全く違いますね。

お話も面白くってとってもお茶目で可愛らしい吉玉さん。これから、大手企業と一緒に10トンの収穫を目指すそうです。美味しいコーヒーが吉玉さんがハッピーなまま完成することを願うのみです。また遊びに来ます!それでは、ここで作ったコーヒーを飲みに、スマイル珈琲へ!

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