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アーモンドブーム再来?コンブチャ(紅茶キノコ)の今は?体にいいのは当たり前、ポイントは「美味しさ」。Natural Products Expo West 2016 in Anaheim vol.2

2016.03.23

今回のエキスポでもの凄く多かった食材は「アーモンド」。モリンガとか、シーバックソーンとか、カヴァとか、目新しい食材や木の実が毎年必ず注目されますが、今年は新しいものよりも、古くからある聞き慣れた食材を使った変化形アイテムが多かったです。写真は抹茶などのフレーバーのついたアーモンドミルク。やはりキーワードは「美味しいこと」。今のアメリカの食は、成分や認証の有無を一通り超えて、「味のクオリティ」が重要視されてます。それだけ、市場が成熟したってことですね。

 

Kate Hillというメーカーはアーモンドミルクをつかったスプレッドやクリームを展開。

クリームチーズよりもサラッとしています。でもクリーミーのリッチ感はあるので、ヘルシーで美味。試食にたくさんの人が集まっていましたヨ。

よくあるアーモンド系スナックも、味がとてもいいものばかり。

こちらはアーモンドをダークチョコでコーティングしたワシントン州の食品メーカー「WILD THINGS」。ラズベリー、エスプレッソ、カカオ味とシンプルな3種類なんだけど、奇を衒わずに普通でどれも魅力的なフレーバーです。ここの特徴は、コーティングのパウダーが細かくて薄いこと。アーモンド自体を生かした、素材の栄養&テイスト重視のスナック。

 

おなじみのスーパーフードメーカー「NAVITAS」はアーモンドとスーパーフードを組み合わせたスナックを。カカオヘンプとは、チョコレートの実と、麻の実のコンビネーション。これも美味しいんです。こちらはオーガニック認証も取ってます。

当然エナジーバーもアーモンド入りはマスト!

例年に比べて本当にアーモンド商品が多かったので、近年アーモンド仕入価格が急落でもしたのかしら?って思ったのですが、聞いてみたけど、それほどでもないみたいで、やはりアーモンドに含まれる抗酸化作用、ビタミンB、食物繊維などが美容や健康に効果的だというところに注目してるようです。アメリカ人はワークアウト途中や車の中などで、手軽に食べられるナッツが大好きだから、アーモンドって一番お手軽なんだろうなぁ。。。

 

そして、近年注目され続けていたコンブチャ(紅茶キノコ)にも変化が!それはやはり、「美味しくなった」ってことです。

まるでクラフトビールバーのようにタップからコンブチャを試飲できるブースは、「Revive Kombucha」というメーカー。ここのは、コーラ味やアールグレー+オレンジピール味などの変わり種も。エキゾチックな味もありますが、要はいろんなフレーバーを加えて紅茶キノコ本来の強烈な酸味や発酵臭を紛らわせているんですね。

酒や薬を彷彿させるボトルデザインが多いのもコンブチャの特徴。バーな雰囲気と昔の薬屋さんの雰囲気を感じます。

でも、ここまでのメーカーはまだまだ紅茶キノコっぽさを感じることができたのですが、、、

コンブチャというよりは、ただのソーダじゃない??ってくらい味が薄まっているものもたくさん登場。

こちらは、ラベンダー、チャイ、トロピカルなどのフレーバーをつけたコンブチャメーカーですが、普通に美味しいソーダです。コンブチャの含有率どのくらいなんだろう。

こちらは100%オーガニックのはちみつで作ったコンブチャだそう。WILD TONICというメーカー。

グレープフルーツやブルーベリーバジル、ジンジャーライムなどちょっと興味深いフレーバーが多く、ハニーなのでとても飲みやすいです。でもココまで来ると、あの強烈な紅茶キノコ独特な風味がすっかり消えてます。確かに味は良くなって飲みやすいけれど、成分が薄まっていて、コンブチャとは名ばかりな気もしてくるけど、、実際はどうなのでしょう。コンブチャって言うための成分の規定ってあるのかしら。。。

ということで、コンブチャはアメリカ市場では出尽くした感あり。味は改良されたけど、本来の腸内環境やデトックスに効果のあるラインはどこなのか、消費者のほうが試して見極める必要がありますね。

次も、もう少しだけドリンク系をレポしまーす。

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